いのちの学校

profile


稲葉俊郎(医師/山形ビエンナーレ芸術監督)
1979 年熊本生まれ。 東京大学医学部付属病院循環器内科助 教を経て、2020 年現在、軽井沢病院副院長・総合診療科医長、 信州大学社会基盤研究所特任准教授、東北芸術工科大学客員 教授などを兼任(山形ビエンナーレ 2020 芸術監督)。 著書 に『いのちを呼びさますもの』( アノニマ・スタジオ ) 、『い のちは のちの いのちへ』(2020 年)( アノニマ・スタジ オ )、『ころころするからだ』(2018 年、春秋社)、『からだ とこころの健康学』(2019 年、NHK 出版)など。
toshiroinaba.com


上野雄次(花道家/アーティスト)
1967 年京都府生まれ、鹿児島県出身。 東京都在住。 1988 年 勅使河原宏の前衛的な「いけばな」作品に出会い華道を学び 始める。 国内展覧会での作品発表の他、バリ島、火災跡地な ど野外での創作活動、イベントの美術なども手掛ける。 2005 年~「はないけ」のライブ・パフォーマンスをギャラリー マキ(東京)で開始。 地脈を読み取りモノと花材を選び抜い て活けることで独自な「はないけ」の世界を築き続けている。 創造と破壊を繰り返すその予測不可能な展開は、各分野から 熱烈な支持を得ている。 コムアイ、山下洋輔 、矢野顕子、 Arto Lindsay 、Jeff Mills、等、詩人、写真家、ミュージシャ ン、工芸家、ファッションデザイナー、茶人等とのコラボレー ションも多数行っている 。


市村隼人(サウンドアーティスト)
PA、レコーディング、MA エンジニア、サウンドデザイナー、 フォーリーアーティスト、コンポーザー、キーボード奏者、 映画監督として様々な場所で、様々な音空間に従事。 主な作 品に滞空時間 / majo、ISSEY MIYAKE 展 / 高木由利子、短 編映画 BEYOND TIME&SPACE、清竜人ドキュメンタリー / TOWN、鶴田真由 / 記憶の底に眠るもの、UNIWA WAVE SOUND SERIES/ 伊勢など多数。
hayatoichimura.com


神宮巨樹(写真家
1977 年群馬県出身。 多摩美術大学二部芸術学科卒。 東京を 拠点に活動。 個人の活動として、都市と自然、家族と個人の 中 か ら 光 の 所 在 を 写 真 を 通 じ て 考 察 し て い る 。「 東 京 画 」 プロジェクト参加。2018 年からパリ、ベルリン、東京 (Bunkamura ザ・ミュージアム)で同プロジェクトの展示 に参加。 主な仕事として、「燕三条工場の祭典」、「みちのお く芸術祭 山形ビエンナーレ 2020」(コンセプトムービー) など。


吉川倫平(Pignon オーナーシェフ)
1979 年東京都生まれ。 大学時代から 6 年間、東京・門前仲町 の「ビストロシャテール」で経験を積み、渡仏。 ボルドーのレ ストランで修業を積む。 帰国後、都内の様々なフレンチレスト ランを経て「タンジェ」(東京・白金)のシェフに就任。 2010 年に独立し、渋谷に「Pignon」をオープンする。 オープンキッ チンのカウンター席をメインにした親しみやすい店内、ボ リュームたっぷりの多彩なビストロ料理が人気を呼ぶ。 スパイ スやハーブをうまく活用したフランス料理は、伝統的な手法を ベースにしつつ海外での経験から得たインスピレーションを自 由にとり入れたもの。 無国籍ともいえる、独自の料理観が魅力 だ。国内外のポップアップイベントでも大活躍の注目の料理人。


佐藤洋一郎(プルピエ店主 / オーナーソムリエ)
1986 年山形市生まれ。 宇都宮大学在学中、バーテンダーと してアルバイトの際に、ナチュラルワインの魅力やサービス の楽しさにのめり込む。 卒業後はワインのインポーターへ入 社。 地元山形に貢献したいとの想いから U ターンを決意、山 形市内「オリエンタルバルヤマガタ」の立ち上げからマネー ジャーとして携わる。 志を高くする国内外の食やワインの生 産者及び飲食店に出会う中で、山形でも「伝える」ことによ りフォーカスした空間を創りたいとの思いが募り、2019 年 5 月「ナチュラルワインと気まぐれキッチン “プルピエ” 」 オープン。


武田悠(プルピエシェフ )
1986 年生まれ。 約 9 年に渡り多ジャンルの料理経験を積ん だ後に、「オリエンタルバルヤマガタ」へ料理長として抜擢。 全国の生産者や飲食店を巡り、自らの料理の方向性や価値観 を常にアップデートしてきた。 2019 年 5 月、シェフとして プルピエに立つ。 カジュアルフレンチをベースとしつつもバ ラエティに富んだ多彩な提案と、季節の素材を生かした一皿 は、毎日でも飽きの来ない “染み入る料理”。 生産者への敬 意と自身から滲み出る優しさが、皿の上を彩る。


横山太郎(Pignon スーシェフ)
1988 年岐阜県生まれ。大学卒業後、商社で 7 年間働いたのち、 人や自然との結びつきを深める「食」に魅了され食の道に。人・ 自然・地域・都市が共生する世界は豊かなものだという信念 を、「食」を軸に伝えていく実現していくべく活動している。 その土地土地の食や風土をテーマにした野外レストラン (ROTBALE)なども主宰する。


福澤麻衣(Pignon ソムリエ)
1984 年東京都生まれ。 イギリスノッティンガムの美術大学 卒業後、東京のデザイン会社で働くも、副業していたレスト ランでのアルバイトがより自分に向いていると思い始め転 身、2012 年より渋谷 Pignon で働き始める。 JSA 認定ソム リエ資格取得をきっかけに本格的なワインの勉強をはじめ、 今でも「勉強」と呼び日頃からワインテイスティングを楽し んでいる。料理に合わせたワインの提案なども日々「勉強」中。


曽根田一斗(プルピエ料理人 )
1993 年山形市生まれ。山形の老舗焼鳥屋に生まれ育ったバッ クグラウンドから、高校卒業後は新潟市国際調理製菓専門学 校へ進学。 自身での独立という夢を叶えるに先立ち、沢山の 食材に触れたいとの思いから、プルピエの門を叩く。 良い食、 良いワインに触れるうちに、その背景に潜む「人」の大切さ に感銘を受け、自らのベクトルの舵を大きく切る。 一料理人 として、“食の持つ命を伝えること” をライフワークに、日々 研鑽を重ねている。


岩井天志 (東北芸術工科大学 教授/クリエイティブディレクター)
1971 年生まれ。 多摩美術大学卒業。 アニメーションディレ クター、映像ディレクターとして CM、MV を制作。 2011 年 よりアートイベントのディレクションやブランディングなど クリエイティブディレクションを行う。 主な仕事に山形ビエ ン ナ ーレキュレーター(2 0 1 4 年 、 2 0 1 6 年 、 2 0 2 0 年 )、 VisionVillage(韓国)のアートディレクション、イベントディ レクション(2014~2017 年)、安藤忠雄『森の教会』(韓国) のアートディレクション/映像ディレクションなど。 2018 年よりサスティナブル、オーガニック、フェアトレードのコ ミュニティづくり『土と人』をスタートする。